業務委託契約とは?委任と請負の違いや注意点、契約書の書き方まとめ|
フリーランスエンジニアの求人案件・仕事、募集サイトならSEプランナー

電話番号

無料登録
フリーランスエンジニア向けのIT求人・案件TOP お役立ちコラムコラム業務委託契約業務委託契約とは?委任と請負の違いや注意点、契約書の書き方まとめ

POST DATE | 2019.05.30 UPDATE | 2019/07/25

業務委託契約とは?委任と請負の違いや注意点、契約書の書き方まとめ

このエントリーをはてなブックマークに追加

フリーランスとして仕事をしている方にとって、業務委託契約はよくある契約のひとつです。実際に取引先と業務委託契約を締結している方も少なくないと思いますが、その契約の性質や契約によってどのような責任を負っているかについては理解しているでしょうか。

業務委託の契約形態には2つの種類があり、責任の範囲や報酬の支払条件などが異なります。今回は契約形態の違いに触れながら、契約書の書き方や注意点を説明します。

業務委託契約とは


業務委託契約とは、業務の委託者(発注者)が雇用関係にない個人や外部の企業へ仕事を委託する際に取り交わす契約のことです。業務内容や費用、契約の有効期間など契約内容を事前に定め、案件単位で締結。委託者と受託者(仕事を引き受ける個人および企業)の双方が合意すれば契約が成立します。
業務委託の契約形態には2つの種類があり、業務の特性や責任の範囲などによって「委任契約」と「請負契約」に分かれます。

フリーランスに少しでも興味がある方へ

SEプランナー登録はこちらから

  • 完全無料
  • 万全のプライバシー保護
  • しつこい連絡は一切なし
お名前をご入力ください
STEP
STEP
STEP
お名前

次へ進む

ご連絡先をご入力ください
STEP
STEP
STEP
メールアドレス
お電話番号
 -  - 

次へ進む

戻る

スキルシートをお持ちの方はアップロードしてください
STEP
STEP
STEP
スキルシート

個人情報の取扱いについてご同意の上、
「同意して無料登録する」ボタンをクリックしてください。

戻る

業務委託における2つの契約形態とメリット・デメリット

業務委託契約には「委任契約」と「請負契約」の2つが存在します。両者には、どのような違いがあるのでしょうか。各形態の契約内容とメリット・デメリットを確認した上で、2つを比較してみましょう。

業務委託の契約形態[1]委任契約とは?

委任契約とは、特定の業務を行うことを委託する契約です。受託者は契約で定めた期間に業務を行う責任を負い、業務の処理状況や結果の報告も義務付けられています(民法第645条)。委託契約では成果物や納品物という考え方がなく、業務そのものが報酬の対象となるため、業務の処理量や効率など成果に対する責任を問われることはありません。
主に経理や事務、受付などの仕事で業務委託契約をする際の契約形態となります。業務内容によってはエンジニアの場合も委任契約が行われるケースもあるようです。
(厳密には委託される仕事内容によって「委任」もしくは「準委任」に分けられ、フリーランスエンジニアが委任契約を締結する場合は、準委任契約になることが一般的です。実際の契約では区別せず委任契約として扱われるケースも多いため、ここでは詳しい解説を省略します)

委任契約のメリットとデメリット

成果が問われない委任契約では、業務を行えば確実に報酬を得られる点が大きなメリット。ただし、契約解除のリスクが常に付きまとうなどのリスクを併せ持つ契約でもあります。

– 委任契約のメリット
・契約した業務を適切に行えば、業務の進捗や結果に関わらず報酬を請求できる
・業務を行うことに対して報酬を受け取ることができるため、収入の計画を立てやすい
・相手方に不利な時期でなければ、いつでも契約を解除することができる(民法651条1項)

– 委任契約のデメリット
・業務の処理状況などを報告する義務があり、人によっては委託者から管理されていると感じることがある
・委託者側もいつでも契約を解除できるため、突然仕事を失うリスクがある

業務委託の契約形態[2] 請負契約とは?

請負契約とは、仕事の結果に対して報酬が支払われる契約のことです。受託者には業務を完成させる、もしくは成果を出すなどの義務があり、義務を果たして初めて報酬を受け取ることができます。
請負契約の場合は、事前の取り決めがない限り、完成させるための手法に制限はありません。そのため委任契約のような報告義務はなく、請け負った業務の一部を外部に委託することも可能。プログラム開発やデザインなど、期日までに成果物を納品する仕事でよくみられる契約形態です。

請負契約のメリットとデメリット

請負契約は、仕事における自由度の高さが魅力です。その反面、成果に対して責任を負う必要があり、成果物や納品物がなければ報酬も支払われない厳しい契約ともいえます。

– 請負契約のメリット
・委託者への報告義務がないため、自身の裁量で仕事を進められる
・仕事の生産性が高ければ、利益が出やすい
・契約の範囲内であれば、請け負った業務を外部へ委託することができる

– 請負契約のデメリット
・請け負った仕事が完成するまでは、報酬が発生しない
・瑕疵担保責任を負うため、契約不履行の場合は損害賠償を求められる
・結果が求められるため、納品期日や成果に追われることが多い

請負契約書の代表例

請負契約の場合も契約書の取り交わしを行います。請負契約書が取り交わされる契約の代表例には、以下が挙げられます。

・ソフトウェア開発契約(プログラミング)
・システム構築契約
・コンサルティング契約(成果物あり)
・顧問契約(成果物あり)
・ホームページ制作契約
・デザイン制作契約
・エレベーター保守契約
・警備契約

委任契約と請負契約のメリット・デメリット比較

先ほど確認したメリット・デメリットを表にまとめました。2つを比較すると、性質の違いがよく分かります。

業務委託契約の流れ

業務委託契約を行う際の基本的な流れを説明します。

1.契約内容の取り決め

契約前に明確にしておく必要のある内容について取り決めを行います。業務内容や報酬などの基本事項をはじめ、必要に応じて業務における規定や請求、支払いなどの細かな内容まで話し合います。
実際の契約では、基本的な内容のみ事前に取り決めを行い、実際の契約書で詳細を確認するケースも多く見られます。

2.業務委託契約書の作成

契約書はどちらが作成しても構いませんが、一般的には委託者が契約書の雛形(フォーマット)をもとに作成します。

3.契約書の内容確認・調整

事前の取り決めが反映されているかの確認はもちろん、必要経費の請求や支払方法、情報管理の規定など、細かい内容にもきちんと目を通します。不明点があれば、必ず確認が必要です。契約は双方の合意をもって締結するため、調整が必要な場合は相談の上、修正を依頼しましょう。

4.業務委託契約書の製本

契約書の内容が確定したら、製本を行います。契約書への署名・押印に加えて、割印を押すことが一般的。割印は契約書の差し替えを防ぐために行うもので、表紙もしくは裏表紙のページと、製本テープなどで綴じられた”ミミ”の部分の両方にまたがるように押印します。
また請負契約の場合は収入印紙の貼付が義務付けられているため、貼付した収入印紙にも割印を押しましょう。
これで業務委託契約の取り交わしは完了です。通常、契約書は二部作成され、お互いに一部ずつ管理します。

業務委託契約書の書き方と注意すべきポイント

業務委託契約書を作成する際には、押さえておくべきポイントがあります。委託を受けて業務に携わる場合は、契約締結後に不要なトラブルを招かないためにも必ず確認してください。

委託者と受託者の名称および署名

業務委託契約書には必ず、業務の委託者と受託者の名称欄および署名欄があります。契約書の上部に名称欄、下部には署名欄を設けることが一般的です。作成や確認の際には、委託者と受託者の表記はもちろん、それぞれが正しい位置に記載されているかをチェックします。

委託業務の具体的な内容

業務内容を具体的に記載しておくことがトラブル回避に役立ちます。曖昧さが残る場合は、委託対象外の業務も併記すると、業務範囲をより明確にすることが可能です。
例えば、国土交通省が公開している業務委託契約書の雛形には、以下のように記載されています。

ーーー
甲が乙に対し委託する業務(以下「本業務」という)は、手続委託型輸出物品販売場制度(平成 27 年 4 月1 日施行)に基づいて甲が行なう非居住者への物品の譲渡に付帯する免税販売手続き業務とする。但し、甲の納税地を所轄する税務署への税申告等の税務は本業務に含まれないものとする。
ーーー
引用元:国土交通省(業務委託契約書例)

雛形のように、「但し」以降に委託範囲に含まれない業務を明記すれば、業務範囲が双方にとって分かりやすくなります。

委託期間や納品期日、契約更新について

業務委託期間(契約開始日と終了日)と、契約満了後の更新の有無について記載します。更新の可能性がある場合は、更新方法や条件などを明記。また途中解除に関する記述も入れておくとなお良いでしょう。業務内容によっては、納品期日や検品方法などの記載も必要です。

業務委託料と必要経費の請求

業務委託料、報酬の支払日、支払方法について記載します。また業務上発生する経費の負担者を明記し、委託者が負担する場合は負担の範囲も定めておきましょう。

契約内容の変更および解除について

契約内容の変更・解除に関しても記載が必要です。特に解除については、条件や解除方法を具体的に記述します。また記載事項以外のトラブルが発生した場合に備えて、「話し合いで解決する」といった旨の文言を入れておきましょう。

機密保持事項

業務中に知り得た情報について、第三者への漏洩や業務以外での使用を禁止する旨を記載します。どちらか一方の義務ではないため、委託者にも受託者の情報について機密保持義務があることを明記しておくことが必要です。

権利の帰属(知的財産権)

プログラムやデザインなどの納品物がある場合は、所有権や著作権などの権利がどちらに帰属するかについて明記します。

損害賠償条項

契約違反によって相手方へ損害を与えた場合の記載事項で、違反内容と賠償の範囲を明記します。受託者の賠償責任についての記述が一般的ですが、支払遅延などによって受託者が損害を被った場合の責任についても記載しておくと良いでしょう。

業務委託で働くときの注意点

業務委託で働く場合は、自らの専門性を活かして報酬を得ることができます。一方で、会社員のように企業に雇用されていないため、業務上の責任は自身で負わなければなりません。ここでは、業務委託で働く前に知っておいたほうが良い注意点を挙げていきます。

業務委託は労働基準法の対象外

業務委託契約で働く場合は、労働基準法や労働契約法上の保護対象にはなりません。自分で自分を守る必要があることを自覚し、そのために必要な知識は積極的に身に着けましょう。

契約は書面で取り交わす

口頭での約束だけで仕事を引き受けると、後々トラブルに発展する可能性があります。認識のズレを防いだり、どちらか一方だけに不利な状況が生じたりしないよう、契約は必ず書面で取り交わしましょう。

契約形態と実態を確認する

請負契約の場合は、作業について管理を行う権利が委託者にありません。社員のように管理されたり、働く場所や労働時間を指定されたりする場合は、偽装請負の可能性があるため注意が必要です。
特にエンジニアの場合は業務の特性上、常駐型で仕事をするケースが少なくありません。不利な契約を結ぶことにならないように、契約形態と実態を事前に確認してから契約を交わしましょう。

契約内容を確認してから署名する

契約締結後は「ちゃんと見ていなかった」という言い訳は通用しません。契約の責任は自らが負うことになるため、署名は契約内容をきちんと確認したうえで行いましょう。契約が適正であるかどうかを見極めるためにも、事前に必要な知識を身につけておくことが大切です。

フリーランスと業務委託の違い

世間一般的にはフリーランスと業務委託をほぼ同じ意味の言葉としてとらえている方が多いようです。しかし、この2つの言葉は似ているようで違う、というよりも、言葉が当てはまる対象が全く異なるのです。
業務委託というのは契約形態の一種です。ある特定の業務を外部に委託するために締結される契約であり、ホームページ制作やヘルプデスクの運営といった業務が対象となります。

一方のフリーランスというのは会社と雇用契約を結ばずに、案件ごとに契約を結んで働く労働者のことを指します。多くの場合、フリーランスはさまざまな会社と業務委託契約を締結して働くためこの2つの言葉が混同されがちになりますが、フリーランス=業務委託ではないという点はご注意ください。

フリーランスが業務委託契約を交わすメリット

では、フリーランスが企業と業務委託契約を締結するメリットについてみていきましょう。業務委託契約は雇用契約とは異なり、原則として仕事をする場所や時間を選ぶ必要はありません。また上司や部下といった職場の人間関係に悩まされることもないため自由に働くことができます。また、業務のプロとして仕事をしていくため、自分のやりたい仕事に特化して経験を積んでいくこともできます。

ただし、失敗をすればそれはすべて自分の責任です。会社員のように上司がカバーしてくれることもありません。また会社員と比べて収入が不安定になりがちというデメリットもあります。

フリーランスが業務委託契約を交わす際の注意点

フリーランスが業務委託契約を締結する場合、以下の点に注意しておきましょう。

クライアントの信用度

連絡先や担当者はもちろんのこと、その会社がしっかりとした経営をしているのか、支払い遅延などの実績はないかなど、確認できる範囲で把握しておきましょう。

契約日と契約期間

契約期間と依頼内容に齟齬が無いか、契約期間外に業務を行うことにならないかなどを確認しましょう。

契約形態

委託契約なのか請負契約なのかで異なります。委託契約の場合は業務の遂行を約束するのに対し、請負契約は委託された業務の完成を約束します。極端な話、委託契約の場合は途中で中断してもその分の報酬を手にすることができますが、請負契約の場合は完成しなければ1円ももらえません。

業務にかかる経費

交通費や必要な物品購入など、業務を行う上で必要となる経費をどちらが負担するのかが明記されているかどうかを確認しましょう。報酬が高くても経費が自己負担となると思ったより利益が出ないというケースもあり得ます。

まとめ

さまざまな業種で取り交わされている、業務委託契約。業務内容によって適切な契約形態が異なるため、それぞれの違いを理解した上での契約が必要です。
契約をするということは、責任を負うということ。契約形態が不透明な場合や、明らかに不利な条件であれば、契約内容の見直しを求めても構いません。トラブル回避はもちろん、フリーランスエンジニアとして生計を立てていくためにも、業務委託契約を締結する際は内容を十分に確認してから署名するようにしましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加

案件数20,120件 開発会社が運営だからフリーランス向けの優良案件多数

5つの魅力

常駐型フリーランスとは

個別相談会

謝恩忘年会

ご利用者の声